2017年10月13日(金)~15日(日)
スペイン・マドリード総合芸術センター「Círculo de Bellas Artes(シルクロ・デ・ペジャス・アルテス)」にて、
2年に1度のV Bienal de Art 2017(ビエンナーレ)が開催された。
今回はゴヤやルーベンスを筆頭に、日本を代表する浮世絵画家、喜多川歌麿、東洲斎写楽などの巨匠たちの作品とともに、Lillyの作品も展示された。
入場料が発生する展覧会だったが、会場は大盛況。
Lillyもかなり興奮したと話している。
Círculo de Bellas Artes(シルクロ・デ・ペジャス・アルテス)
会場の様子
<功績認定、Lillyの名があの巨匠たちと共に刻まれる>
今回の展覧会では、Lillyの功績が讃えられ、様々な表彰を受けた。
◆スペインの美術団体「A.M.S.C.」の芸術家VIP会員に認定
◆スペイン国立装飾美術館会員に認定
◆パジェ・デ・ロス・スエニョス財団会員に認定
A.M.S.Cといえば、今回のビエンナーレも含め数々のアートの展覧会を監修し、美術の最先端を生き続ける大御所「アラン・バザール氏」、「アルフォンソ・ゴンザレス・カレーロ氏」もその一員。
Lillyもこの日から彼らと足並みをそろえ、世界にアートを発信するアーティストとして認められた。
◆Lillyの作品『宙へ』が182作品中の8作品のなかに選ばれる
Lillyが今回VIP会員に認定された「A.M.S.C」の委員長を務める「アルフォンソ・ゴンザレス・カレーロ氏」が、182作品のなかから、彼の好きな作品として選んだ8作品のうちの1作品となった。
◆Lillyの名前が、あの巨匠たちの名前と共に刻まれる
2017年11月24日に、
スペイン・マドリード州プエブラ・デ・ラ・シエラに、
『未来への希望/LENGUAJES ENEL FIRMAMENTO』が建立された。
巨匠ゴヤ、ルーベンスなどと共に、
“ARTSITAS INTERCAMBIO CULTURAL ESTANA‐JAPON”
(”日本とスペインの文化交流アーティスト”)
としてLillyの名前も刻まれ、 永久収蔵(野外展示)。
◆有名美術書にLillyの作品が掲載される
1996年に創刊された現代日本の様々なジャンル(洋画・日本画・陶芸・写真など)のアーティストの作品が掲載される、年刊の美術書籍『Art Maison International – アートメゾン・インターナショナル』Vol.22(2018年版)に、Lillyの作品が掲載された。
その見開きに掲載された作品に、ジャン・マキシム・ルランジュよりコメントが送られており、その日本語訳は以下の記事から見ることが出来る。