【#3】ハート・アート・アタック – 帰属意識から離れる快感


2018年の2月より、Lilly’sGalleryのマニアの方々の
要望から始まった、Lillyの絵画教室。

 

『感じるがままに、
自分の自由なスタイルを開放する』

 

上手いか・下手かという概念に囚われず、
その常識的な感覚から意識的に離れる・・・
そんなコンセプトで毎月開催されている。
今月(8月)のテーマは更に新しい試みとして、
「全員が違う題材」を使い色付けをしていく。

(以下、メンバーの作品)

歌川広重『箱根宿』

北寿『東都御茶ノ水風景』

葛飾北斎『甲州犬目峠』

全員が違う作品に取り掛かった今回、
ある意外な事実が発覚した。

 

全員が同じ題材を扱う際は、
三者三様の色使いから始まっていたが、
今回のように扱う題材が違うと、
全員が同じような「黄土色系」を最初に使い始めるという結果となった。

 

同じ題材の場合は意識的に
「同じ色を使うのは避けたい」と思うのだろうか?
「誰かと同じであること」を避けようと思うのだろうか。

 

題材が違えば、最初の色が同じでも仕上がりが似てしまうことがない。
題材が同じで、使いたい気分の色が全員同じである際には、
「他人の様子を伺ってしまう」ことは厄介だが、
今回は比べる対象が無かったため、
皆それぞれ「マジョリティに属さなければ」という
意識から自然に解放されていく瞬間が非常によく伺えた。

 

Lillyの『ハート・アート・アタック』、
心が軽くなる空間へ、
是非一度足を運んでみてはいかがだろうか。
『ハート・アート・アタック』に関する詳細や
参加希望の問い合わせなどは、
以下の問い合わせフォームより随時受付中。

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